「J-Win Next Stageネットワーク宿泊合宿」を、2018年1月26日(金)～27日(土)にかけて静岡県三島市の東レ株式会社　総合研修センターで開催し、延べ93名のメンバーが参加しました。



この合宿では、6月からスタートした2017年度の半年間の活動の振り返りと研究会活動の中間報告を行い、メンバー同士の交流を深めネットワークを構築することを目的としました。

幹事会を中心としたメンバーが自主的に運営するNext Stageネットワークの活動。今回の合宿も、プログラムの詳細内容に至るまで、事前に検討を重ねて準備されました。
日常と異なる環境のもと、短い時間に凝縮された濃い内容のプログラムを終え、「いろいろな角度・方法で学びを得ることができた」「他者と議論する、意見を交わすことの効果、面白さを感じられた」など、参加メンバーの満足度も高い結果となりました。5月の活動報告会に向けた各研究会の方向性も明確になると共に、メンバーそれぞれが今後の自身のめざす姿を再確認する、充実の合宿でした。

2017年度Next Stageネットワーク活動テーマ 　　　リ・クリエーション（自己の再構築） ～加速する未来を勝ち抜くために 　　　〇時代環境の変化をいち早く捉え、ビジネスセンスを研ぎ澄ます 　　　〇未知の分野にチャレンジし、破壊的な変革の波をチャンスに変える

【Next Stageネットワーク宿泊合宿　プログラム】　(＊肩書き等は講演当時のものです。)

＜1日目＞
　■研究会中間発表
　■内永理事長　基調講演
　■懇親会

＜2日目＞
　■講演　「未来予測 2018-2030 ～産業・ビジネスのゆくえ、経営戦略の変化～」
　　アクアビット株式会社　田中　栄　氏
　■グループディスカッション①②

■研究会中間発表

9つの各研究会（イノベーション創出／技術系／古典／人材育成／関西発地方創生／働き方改革／営業系／生涯現役で働き続けるための働き方／第四次産業革命）より、活動内容を報告。メンバーのほか、内永理事長、J-Win理事、監事の皆様にも参加いただき、ワールドカフェ形式で意見交換を行いました。
メンバーからは、「インタラクティブな意見交換ができ理解が深まった」「中身の濃いやり取りを行うことができた」、理事の方からも「メンバー同士のディスカッションが聞けて良かった」との感想をいただくなど、自由な意見が飛び交い、メンバー間の相互理解も深まる活発な場となりました



■内永理事長基調講演

　【要　旨】
　○働き方変革は残業を減らせば良いという問題ではなく、生産性を上げることが重要。
　　企業は多くの情報や知識をぶつけ合うイノベーションを起こす組織に変わらなくてはならない。
　○企業が競争力を高め持続的に成長するためには、新しいビジネスモデルを創り出すことが必要。
　　そのイベーションを起こす原動力となるのが多様性。
　　そして多様性（ダイバーシティ）の第一歩が女性。　　
　　企業の意思決定をする場（取締役会など）に女性が入ることが重要。
　○Next Stageメンバーに期待すること：部長以上を目指すこと。若手を引っ張り上げること。


■講演　
　　「未来予測 2018-2030 ～産業・ビジネスのゆくえ、経営戦略の変化～」
　　アクアビット株式会社　田中　栄　氏

2017年10月に開催した第4回定例会に続き、田中氏をお迎えし「未来予測（続編）」についての講演を実施しました。

～講演の感想　～アンケートコメントより～

- 　世の中のスピードをとてもよく理解できた。
　　日本がおいていかれないようにしないとと感じた
- 　幅広く各業界のお話を聞くことができ、大変刺激を受けました。
　　危機感でいっぱいになりましたが、変化を楽しみ、イノベーション
　　を起こせる人材になれるよう、頑張りたいと思います
- 　前回の講演会と同様、危機感と、何かしなければ、
　　と思わせるとてもいい講演でした




■グループディスカッション

　テーマ①
　　経営戦略を実現するために、ビジネス・プロデュースをどう起こしていくか。
　　自社や自組織の強み・弱みを抽出し、J-Winのネットワークを活用し
　　「今後どうしていくべきか」「自身の役割は何か」を考える

　テーマ②
　　自身の役割を実現する上で、Next Stageや、所属する研究会とのかかわり方などを
　　再確認し、 「リ・クリエーション」に繋げる


　＜グループディスカッションの感想　～アンケートより～＞
　　- 　異業種の仲間と様々な考え方やアイデアを出し合うことで、新たなものが生まれる、
　　　　ということを実践でき、とても楽しいセッションだった
　　- 　他業種とのコラボの検討はおもしろかったです。できれば実現性もふくめて継続して考えたい
　　　　と思いました
　　- 　自分の振り返りは日常ではなかなか行わないことなので、改めてやることは有意義だった。
　　　　また、メンバーの意見を聞くことも大変刺激になるとともに勉強になった
　　- 　他の方の振り返りを聴くことで、自分の中で改めて整理ができたことが多かった