「デジタル時代における幸福論」
株式会社ハピネスプラネット 代表取締役CEO
株式会社日立製作所 フェロー
矢野 和男 氏
~講演後、メンバーからの感想~
― 人とのコミュニケーションで人が幸福を感じること、positiveな発言を口に出すこと(その逆)が生産性と密接な関係があることが数値上でも見えたこと。コロナ禍で何となく思っていた会議前後のムダな雑談が必要だと思っていたことがやはりそうだと分かり納得した。
― 幸せという漠然とした概念が科学的に実証され、雑談、頷きなど日々の小さな習慣を変えることで幸せや成果に大きな効果があることに、職場でのヒントを得た。
― 現在、リモートワーク中心で仕事をしており、リモートワークの中でのよいコミュニケーションの取り方・良い働き方を模索しているところだったので、少人数での短時間のブレークアウトセッションを取ることや、みんなが発言できる環境を作ることなど、色々ヒントをもらえたのがよかった。
― ハピネスの追及が業務効率などに大きく影響することがわかり、自分と周りのためにも利他の幸福を大切にしたいと思った。
― ハピネスに関して初めて伺いました。ハピネス度が高いチームは生産性も高いとのことで、自身のチーム運営に活かしたいと思いました。
【矢野 和男氏のPROFILE】
株式会社ハピネスプラネット 代表取締役CEO
株式会社日立製作所 フェロー /未来投資本部 ハピネスプロジェクトリーダー,
東京工業大学特定教授,
1984年に早稲田大学 物理修士卒業後、日立製作所に入社、同社 中央研究所に配属,
2018年 日立製作所フェロー AIや社会におけるデータ活用の研究に従事(~現在),
2020年 ㈱ハピネスプラネット代表取締役CEO,
1993年単一電子メモリの室温動作に世界で初めて成功。2004年からウエアラブル技術とビッグデータの収集・活用技術で世界を牽引。論文被引用件数は2,500件、特許出願350件を超える。「ハーバードビジネスレビュー」誌に、開発したウエアラブルセンサー「ビジネス顕微鏡(Business Microscope)」が「歴史に残るウエアラブルデバイス」として紹介される。人工知能からナノテクまで専門性の広さと深さで知られる。