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現在のNext Stageのメンバーは、部長職以上が20%、部長以外の管理職を含めると約3分の2が管理職と、管理職手前から部長職以上までの厚い層で構成されているのが特徴です。Next Stageの存在意義は、企業・組織での意思決定者を創出することであると考えています。ビジョンとして掲げている「企業で上級管理職として活躍し、私たちが企業・社会を変える原動力になる」を実践するために、「高い視座からの学び」「幅広い教養・知識を吸収」「組織運営の実践 リーダーシップ」という3つのフレームワークを柱に、今年度は274名のメンバーで活動を進めていきます。 【Next Stageネットワーク 2019年度活動テーマ】
| 立志・深交・学思(さとし) 志を立ち 友と深く交わり 学び考え行動を起こす ~激動の時代に変革者になるために~ |
2019年度の活動テーマ「立志・深交・学思(さとし) 志を立ち 友と深く交わり 学び考え行動を起こす ~激動の時代に変革者になるために~」について、設定した背景や目的、それぞれの受け止め方について、パネルディスカッションを実施しました。
変化の激しい時代において、日本の企業にとって「多様性」が最も大切な戦略として注目されています。ダイバーシティは女性活用のためにおこなうものと思われがちですが、そうではありません。企業が過去の成功体験から脱却し、新たな変革を生み出すための戦略として、多様な価値観を取り入れることが求められているのです。その多様性を取り入れるために最も身近な存在が女性であるということです。ダイバーシティ推進の一環として、政府は女性管理職30%という数値をひとつの指標にしていますが、単に女性管理職を増やすだけでは十分ではありません。管理職の中でも組織の意思決定に関わる立場にならなければ、企業を変える影響力を発揮することは難しいのです。J-Win活動の基礎部分であるHigh Potentialネットワークは、管理職として会社に貢献し、将来はトップを目指していく意識のスイッチを入れる段階です。上を目指す心構えをした上で、課長、部長、役員へと昇進していく中で、企業を変える力を実践する必要があります。そうした意味では、High Potentialネットワークは、あくまでも入り口であり、企業の第一線で管理職として活躍しているみなさんが主要メンバーとして活動するNext StageこそがJ-Winの本丸だと考えています。
ポジションが上に行けば行くほど、大きな仕事ができるチャンスも増えますが、女性は管理職になると孤独で不安を感じることも多くなります。さらに会社を動かす力を培うには、企業人としての経験を積み上げ、多様な考え方を取り入れていくことが必要です。Next Stageのメンバーは、トップを目指すというスイッチが入り、これから自分のステップを上げていくという共通点の中で、支え合い刺激し合える仲間です。自分と同じような段階の悩みをかかえている人もいれば、少し上の層など、異なる段階の立場の人の考え方にふれることもできます。これだけ多様な企業の方々が集まるネットワークは大変貴重なものであり、この活動から得る経験を自分のものにするかしないかは皆さん次第です。ぜひ、このNext Stageの価値を存分に活用し、これから長く続いていく企業人としての人生をしっかりと築いていってほしいと思います。一緒に頑張っていきましょう。