「たまに役立つ宗教的発想」
龍谷大学 世界仏教文化研究センター長 国際学部国際文化学科教授
久松 英二 氏
~講演の感想~
【久松 英二 氏のPROFILE】
南山大学大学院文学研究科神学専攻博士前期課程修了(神学修士)。ウィーン大学大学院神学専攻博士課程修了(Dr. Theol.: 神学博士)。南山大学、神戸海星女子学院大学で教鞭をとった後、2010 年に龍谷大学国際文化学部(現国際学部)教授に就任。2014 年から2018年まで学部長(理事)を務め、2018年4月に現職である世界仏教文化研究センター長に就任。専門は東方教会神秘主義思想、比較宗教思想。著書に、Gregorios Sinaites als Lehrer des Gebetes(Münsteraner Theologische Abhandlungen 34), Oros-Verlag、『祈りの心身技法―14 世紀ビザンツのアトス静寂主義』(京都大学学術出版会・キリスト教史学会学術奨励賞)、『ギリシア正教東方の智』(講談社選書メチエ)、ルードルフ・オットー『聖なるもの』(岩波文庫)、『多文化時代の宗教論入門』(ミネルヴァ書房)など。