「J-Win Next Stageネットワーク 第2回定例会」が、2017年8月22日(火)に機械振興会館、大阪大学中之島センターで開催され、東京会場と大阪会場、合わせて82名のメンバーが参加しました。

今回の定例会では、通常の講演会形式とは異なり、メンバー同士のディスカッションを中心としたプログラムを実施しました。 冒頭で内永理事長からNext Stageメンバーへのビデオメッセージを共有し、次に幹事長から年間活動テーマを発表。続けて幹事長・副幹事長によるパネルディスカッションを行い、それらの内容を受けて、参加者全員がグループに分かれてディスカッションを実施しました。
「既成概念が通用しなくなる急速な世の中の環境変化のなかで、これから自社・業界はどう変わっていくのか。そして自身はどう変わり、行動するのか。」
このようなテーマについて、事前課題を含めメンバー一人ひとりがとことん考え抜き、仲間と真剣な意見交換、議論をかわす有意義な会となりました。

【プログラム】

Next Stageネットワーク　第2回定例会

19:00－　内永理事長基調ビデオメッセージ

19:15－　2017年度Next Stageネットワーク　テーマ発表

19:20－　パネルディスカッション

19:45－　セッション1（グループワーク）

20:20－　セッション2（グループワーク）

■内永理事長メッセージ（要約）
ビジネスの根本が変化しているなか、すでにリーダーとして組織で活躍するステージにいるNext Stageメンバーのみなさんは、これまでの経験や従来のやり方にとらわれることなく、自由な発想で、自分がこれからどう活躍したいか、どうビジネスを変えていきたいかを意識してください。そして、知恵、アイディア、度胸、勇気、他を巻き込み実現する力を発揮して、思い切り新しいチャレンジをしてください。そのためには、世の中で何が起きているかを正しく把握、理解することが必要であり、ネットワークを生かし、自分の価値観や立ち位置、軸をしっかり持つことが大切です。Next Stageネットワークから、所属する会社をベースにして、世界を席巻するようなビジネスを生み出すメンバーが出て来ることを期待します。


■2017年度Next Stageネットワーク　活動テーマ発表

リ・クリエーション（自己の再構築） ～加速する未来を勝ち抜くために～ 　　　　〇時代環境の変化をいち早く捉え、ビジネスセンスを研ぎ澄ます 　　　　〇未知の分野にチャレンジし、破壊的な変革の波をチャンスに変える

■パネルディスカッション
　　幹事長　　損保ジャパン日本興亜株式会社　神谷 恵美 氏
　　副幹事長　ソニー株式会社　大羽 ルミ 氏
　　副幹事長　アフラック　野村　恵子 氏


- 　課長まではこれまでの経験の積み重ねで仕事を続けられる。 その上の職位に行くためには、異なる経験も必要であるし、俯瞰力を高める必要もある。
- 　男性には昔から「オールド・ボーイズ・ネットワーク」なるものがあるが、女性にはそれがない。そこで、このNext Stageネットワークを使って、うまくそれら未知のものに対応するのが良い。

■グループワーク
セッション1では、「急速な世の中の環境変化。自社・業界はどう変わっていくか？」をテーマにグループで意見交換。以下のような意見が発表されました。
　　- 　どの業界も危機感・切迫感を持っている
　　- 　生き残るために自分の軸を持ち、知識・スキル・ノウハウを組み合わせて活用する
　　- 　業界にとらわれない発想力が大切

セッション2では、研究会ごとのグループに分かれ、「Next Stageの新たな2017年度活動テーマを受けて、研究会活動はどうするのか？」をテーマに議論を行いました。


＜参加メンバーの感想 ～アンケートコメントより～＞
- 　メンバーとの議論の中で、自分の価値観や軸を作ると共に、自ら変わっていく・変えていく意識を持ち、会社・社会に投げかけ・生み出すことの重要性を再認識することができました
-　 理事長のメッセージにあった①変化への感受性、②従来型に捉われない、③自分の軸・価値観が重要であることには、とても実感があります。世の中の流れを読み、周囲を巻き込んで、形にするためにもこの３つはとても大切だと思います。難しいのは③の「自分の軸と価値観」をもって考え抜いて、判断できているか、そしてそれを実行する覚悟ができているかです。最後は自分の判断への覚悟のような気がします。変えることと変えずに受け継いでいくことの見極めも軸がないとできません
- 　理事長メッセージの「新しいことにchallengeすること～今までの考え方にとらわれない」　直ぐに何か出来るわけではないけれど、意識することによって少しずつでも変えていければ、と改めて考える有意義な時間でした