―毎日がはじまりの日"という言葉は非常に素敵で、日々成長し勉強し突き進むといった、小柴様の経験談がこの言葉につまっているなと感じました。また、"2割の課題に取り組めば、8割改善する"といった言葉も非常に印象的でした。
―常に価値を創造し、新しい挑戦をしていかなければ、企業や組織の目的は衰退していく」というお言葉が最も印象に残りました。所属企業の企業理念の中に「新たな価値の創造」という理念があり、その意味を真に理解することができました。
―「個を大切にすること。同化することは死ぬことと同じ」という言葉が印象的でした。小柴様が「個」を大切にされているのは、自己実現を大切にされている、つまり"こういう世界を作りたい"という想い・エネルギーを持ち続けることだと理解しました。その想いやエネルギーを持つためには、ビジネスを客観的に数字で見ること(マクロトレンド含む)や、先端技術の研究、グローバル企業の研究といった知的好奇心を持つことと相互関係があると理解できました。小柴様のお人柄・オーラが素敵で一瞬でファンになりました。
―質の高い情報が集まり、見える景色が違うということで、どのような景色が見えるのかとても魅力的に感じた。
―TOPは自己実現のためになるもの、という言葉を聞いて、やりたいことを明確に持ち、ビジョンや思いを伝えてやり切る力が必要だと理解できた。
【小柴 満信氏のPROFILE】
1955年東京生まれ
千葉大学工学部卒業、同大学院修了
■米国ウィスコンシン州立大学大学院材料科学科に留学後、1981年に日本合成ゴム株式会社
(現JSR株式会社)入社。東京研究所にて半導体材料(フォトレジスト)の研究開発に従事。
■1990年に米国シリコンバレーに赴任。
モトローラ、IBM、インテルなどの米国顧客、半導体開発組合SEMATECHなどとの関係を構築。
■2002年に帰国後、電子材料事業部長、ファイン事業担当役員を経て2009年に代表取締役社長に就任。
2019年に代表取締役会長、2021年6月より名誉会長(現職)に就任。
■現在は、経済同友会副代表幹事、出光興産株式会社、Aホールディングス株式会社、
株式会社TBM、Cambridge Quantum Computingの社外取締役を兼任。