―課題は分科会メンバーの意見をどうまとめていくかに苦労する、という意見と、分科会活動を自社に持ち帰ることがポイントだという意見が共通であった。
―用語の定義、ゴール設定など、悩んでいるところが共通していると感じた。また心理的安全性を確保する取り組みをできている分科会があり、それは組織を築く上で大事だと気づかされた。
―25名前後の大人数で、全員で意見を言える場が難しいので、アンケートで全員の意見をヒアリングする取り組みや、打合せを1時間以内にするという基本ルールを作って、リソースの重要性を認識しファシリテーション等を工夫する取り組みなど、自分科会に持ち帰りたいと思った。
―「実現にこだわり、柔軟にアプローチする」というお言葉に、はっとさせられました。手段の目的化は陥りやすい罠であると改めて気を付けさせられるお言葉でした。
―「健全な危機感を持つことにより課題の先読みが可能になり、先読みが出来るがゆえに 追い込まれる前に 沢山の選択肢を残した状態で先手を打ちに行くことが出来る。」という事を、経営判断を題材として話していただいたが、現時点の自身の業務遂行においても大切な視点だと感じた。
―「ハレーションが起こることは前提として、それを上手くマネジメントできるか/そこまでしてやる価値のあることなのかを考える」という言葉が印象的だった。
―「グローバルな世界で活躍したいなら自己投資を。志の高さが大切。たどりつきたいと思う気持ちと、そのための努力が大事。努力に勝るものはあまりない。」「若く経営陣になった苦労は、先輩経営陣に比べて経験が足りなかったこと。でも誰よりも10年後までいる可能性が高いので、誰よりも意思決定が自分事だと気づいた」というお言葉が非常に刺さった。
―トップ・ミドル・現場の三位一体型考え方が相乗効果を生むことの大切さや、我々が今いる現場やミドルの立場での重要なことを気づかせていただきました。
―グローバル人財として付加価値を出すのは、志の高さが重要である。必要なことは自己投資するのが当たり前。
―(創造力でなく)創発力と、一糸乱れない実行力。この2ワードがとてもインパクトがあり、実行力を高めるために人財をリードするためのルール・思想を固定し引っ張っていく仕組み作りが重要と痛感した。
【筒井 岳彦氏のPROFILE】
1975年 東京都生まれ
1997年 早稲田大学理工学部卒業
1997年 日本たばこ産業株式会社 入社 小田原工場
2001年 7月 本社 製造統括部 製造部
2003年11月 本社 経営企画部
2005年10月 本社 事業企画室 調査役 JT International 出向
2012年 3月 本社 経営企画部長
2014年 6月 執行役員 企画副責任者
2016年 1月 執行役員 ビジネスディベロップメント担当
2020年 1月 JT International Senior Vice President,BUSINESS DEV & CORP STRATEGY
2021年 9月 JT International Senior Vice President,REDUCED-RISK PRODUCTS
(現在に至る)
―私たちの共通点は女性というだけで、年齢も仕事内容も役職も居住地も様々ですが、仕事上の悩みやキャリアアップへの想いは同じということがわかり、心強さを感じた。
―様々な背景を持つ方々のライフプランや悩みを聞く中で、自身のライフプランを見直すことができた。また、ライフプランを言語化することで、あやふやだったことを明確にできた。
―時間が足りなかったので、まだ話したいと思う方と連絡を取り合うこととなった。活動を開始した春・夏よりもネットワーキングは強く広がっていると思う。
―今の私にないもの、自己啓発するために自分の環境を変える、変えてでも取り組もうとしていることを聞くことができ、仕事以外にも努力されていることを実感し、自分はまだまだだと思いました。
―異業種の方との交流は非常に刺激を受けると実感した。今後も他分科会の方とも交流が持ち続けられたら、その人脈は今後自身の財産・強みになるだろうと感じた。