「J-Win 第10期High Potentialネットワーク　2月度定例会」を、2021年2月10日（水）に開催し、東京メンバーに加えて、関西・九州のメンバーも参加の合同オンライン開催として、206名のメンバーが参加しました。

■卒業後の目指す姿や行動を具体化し、卒業後もTOPを目指し続ける気概を持つ

＜狙い＞
　・講演を通じてキャリアビジョンを明確にするためのヒントを得て、自身のキャリアビジョンに
　　落とし込む。

　・これまでの自身のキャリアや1年間のJ-Win活動を振り返り、卒業後もTOPを目指し続ける
　　モチベーションを維持する方法を考える。

第10期2月度定例会のテーマは「 キャリアビジョンを描く/卒業へむけて」

第10期HighPotentialネットワークの最終定例会は、J-Win　Exectiveネットワークより株式会社NTTドコモ 執行役員　白川　貴久子　氏をお招きし、『～軽やかに、未来を拓こう～』と題し、ご講演いただきました。


以下に講演の様子をダイジェストでご紹介します。
(＊肩書き等は講演当時のものです。)

(1) キャリアのターニングポイント
ＩＴ開発へ行ったのが大きなターニングポイントになった。それまでの専門とは畑違いではあったが、「デジタルマーケティングでお客様をハッピーにしたい」という気持ちで仕事に取り組んだ。今は、「中国地方をニューノーマル時代のリーダーに」というビジョンを掲げている。

(2) 私生活と仕事の両立
日本マーケティング協会の講師や日本データマネジメントコンソーシアムの理事などの社外活動と、プライベートが後押ししてくれた。常にいい仕事をしようと思っていた。
いい仕事だと思っても、自分が意思決定できる立場にないと進められないこともあり、結果その立場をめざした。

(3) やっておいて（やっておけば）よかったこと
何の役にも立たないように思うことでも、大事なこと・好きなこと・興味を持てることをやったらいいと思う。不純な動機のススメ、好きな人、尊敬する人から勧められたことなら、がんばれるのではないかと思う。

(4) J-Win活動の活かし方
J-Winも大きな学びのチャンス。いろんな人の話を聞くのが好きなので楽しめた。生涯の師、友に出会えた！女性は仕事だけでなく、地域社会など複数のチャネルを持てる。そのチャネルをもっと活かしましょう。

(5) AIについて
グローバルの時代、英語はできたほうがいい、データリテラシーも必要。デジタルの力はこれからとても大事。AIを軽やかに使いこなし、ハッピーな未来を創っていきましょう！

(6) さいごに
これまでの道のりでたくさんの出会いがあった。時にどうにもならないこともあるが、「楽観的に、プロ意識をもって」乗り越えてきた。「一人の喜び＜＜＜みんなで作り上げる喜び」だからぜひ、ＴＯＰを目指してほしい。

楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しくなる。笑っていると脳が楽しんでくれるらしい。つらい時も乗り越えることができる！ 新しい幕を「軽やかに」あけましょう！


～講演の感想　～参加者アンケートより～

―内永理事長もそうですが、与えられたチャンスは断らない、という姿勢にとても感銘を受けました。また、常に前向きでいること改めて心がけようと思いました。

―いつも自信に溢れ、強い女性で自分とは遠い存在に感じていましたが、弱さをみせていただいたことで自分も乗り越えて成長できるんだと勇気づけられました。

―「緊張するのは仕事を舐めてない証拠、一生懸命やっている証拠。」という言葉は自分自身の肩の荷が下りたような気がした。

―今までのご講演の中で一番自分事化できた内容でした。TOPになる人は選ばれた人、どこか自分とは違う世界の人と頭の片隅にありましたが、悩みを抱えながらその壁を乗り越えてこられたことを聞き、自分に重なる部分もありました。また何事にも前向きに取り組むことが仕事を成功に導く一番のカギだということも気づきました。




ワークショップの特徴
　 ・これまでの１年間の活動を各自で振り返り、振返った内容を共有しメンバーからフィードバックを
　　もらう内容とした。

　 ・グループ分けは、分科会メンバーの中でもワークグループが同じメンバーを中心に振り分け、
　　１年間の活動の中で最も関わりの深いメンバー構成とした。

【A】 講演を聞いて、どのような気付きがありましたか？

【B】 講演で得た気づきを事前に準備したワークシートやキャリアビジョンに反映させてください。

【C】Women to the TOPに向けての決意表明


～全体の感想　～参加者アンケートより～

―白川さんの講演が素晴らしかったです。これまでの定例会の講演の中で一番心に染みました。ワークショップも気心の知れたメンバーとお互いの成長や頑張りを称えあうことができて良い時間になりました。

―ワークグループの時間も、ゆっくり分科会のメンバーと話が出来たので、普段聞けない話が聞けましたので、とても良い時間を過ごせたと思います。

―白川様から、プライベートなお話も含めてご講演いただき、その中から前向きなメッセージを頂けて、キャリアを目指すことへの抵抗がかなり下がりました。

―女性のキャリア構築という点で学びとなったことが多かった。