「J-Win 第10期High Potentialネットワーク　1月度分科会ワーク日」を、2021年1月15日（金）に開催し、東京メンバーに加えて、関西・九州のメンバーも参加の合同オンライン開催として、181名のメンバーが参加しました。

■メンバー全員が、ベクトルを合わせ、分科会活動のゴールイメージを持ち、第10期メンバー同士の親交を深め、生涯の仲間を見つける

ねらい ：
【第1部：ネットワーキング】
　　　　　分科会外で、交流のあるメンバーと再会し、一歩踏み込んだ人間関係構築
　　　　　互いを知り、悩みを共有・共感する
　　　　　本活動終了後もリレーションシップを構築できるような次のアクションプランを策定する
【第2部：分科会集中ワーク】
　　　　　分科会活動の集大成に向けて、改めて分科会内の一致団結を図る
　　　　　個々人では困難な課題に、メンバー間で相乗効果を生み、チームワークの重要性を認識する
　　　　　メンバー全員が課題を自分事化する


今年度はHighPotential活動はコロナ渦の影響を受け、リアルにあって議論することが叶わず、これまでコミュニケーション不足を課題としていました。これを解消すべく、ネットワーキングと分科会の議論の大詰めの場として開催しました。

各分科会リーダーへのヒアリング結果から共通する悩み・課題を抽出し、それを参考に職場でリーダーとしての課題解決能力が求められるシチュエーションを討議課題に設定、どのようにアクションしていくか議論する中で学び、刺激しあいながらリーダーとしてのマインドを醸成し、残りのJ-Winの活動や実業務に活かすことを狙いとしました。

当日の発表（抜粋）

―討議課題からの気づき：
みんなの意見をすいあげて進めていくという方針で、定例会の実施やビジョンの共有をすると良い。特に不満がある人からは、こうしたら良いという意見も聞きだしていく。メンバー一人一人と話すこと、期待していることを伝えることが重要。

―メンバーに対する気づき：
人柄やどんな業務をしているか知ることができた。部長の立場から同じくらいの立場の方もおり、違った立場の話が聞けて気づきが多かった。

―アクションプラン：
コロナが収束するまでは、おいしいものを食べたり、宝塚を見たりしたらLINEで共有し、コロナが収束したら青梅の酒蔵に行く。メンバー全員で、まずはZoomで集まり、三重県や中部地方の方もいるので美味しいお店を紹介しあってみんなで行く。


～ネットワーキングの感想　～参加者アンケートより～

＜ネットワーキングの討議課題を通じて得た気づきや感じたこと＞
―リモート環境でうまくコミュニケーションをとり関係性を深めていくためには、発言した時の合意。
（画面の向こうでうなずく、ちょっとずれていてもシーンとせずに言い換え発言でフォロー等）を表すことが大事。

―ひとりひとり考え方が違い、「どうしてそう考えるのか」という点を聞いていくと、どれもきちんと理由があり、腑に落ちる点がある。組織運営に関わるテーマで少し上の目線にたって考え、話すことができ、よい時間でした。

―大事なことは、メンバー皆に気持ちよく働いてもらうこと。そのためには、①真の目的の共有（納得感）②それぞれに合ったコミュニケーション（モチベーションの刺激）③相手を理解する（求めるもの、不満など）が重要。


＜ネットワーキングのグループメンバーに対して得た気づきや感じたこと＞
―とても良いメンバーで、色々な立場からの観点で活発な意見が出て非常に良い会でした。良い出会いだと思いましたので今後もネットワーキングを続けていきたいと思います。

―全員が海外研修実行委員仲間だったが、研修準備中には気づけなかった皆さんの人となりや業務の話を沢山聞け、ネットワーキング強化ができたことが収穫だった。

―社会人になるまでの経歴も異なり、また業界や職種、働き方まで全く異なるメンバーだったので、新鮮でした。
"それぞれ悩みを抱えながらも将来に夢をもち、現在活躍していることがわかり、一緒に活動できていることで自信を持てました。


＜ネットワーキングで立てたグループのアクションプラン＞
―12月半日合宿での実行委員で出会ったきっかけなので、毎年12月Zoomで近況報告。コロナが落ち着いたら、三重、九州にメンバーで集まりたい。

―LINEグループ設定、コロナ落ち着いたら会おう！ということに（幹事も決定）

―コロナが落ち着いたら伊勢神宮に行き、おかげ横丁で食べ歩き、松坂牛を堪能する。実現が少し先になりそうなため、それまでの間にオンラインで懇親会などを行う。




各分科会ごとのzoomにわかれワーク実施（実施内容は分科会ごとに決定）

◆分科会ごとの実施アジェンダ

【東京1】
・拡大リハフィードバック
・ストーリーの再検討
・企画Tの共有



【東京2】　
・拡大リハのおさらい
・全員の腹落ち
・拡大会議に向けてやるべきことの明確化
・タスクとプロセスの明確化（パワポ資料の落とし込み）



【東京3】
・全体で、昨夜の課題の抽出とすり合わせ。
・その後、４つのグループに分かれて、自律的な働き方についてのディスカッション。
・J-Win活動や分科会活動に対する正直な気持ちを話しあい。



【東京4】
・分科会ワークの目的・ゴールの確認
・アンケート結果の共有
・NS、他分科会の指摘事項の確認
・東京４提言内容（ジョブ、プレジョブ、メンバー組合せ）深掘り
・仮説の腹落ち、行動宣言につながる議論
・ブレイクルームの議論共有
・まとめ（東京４としての課題、タスク、プロセス確認）



【東京5】
・講評シートでリハの振り返り
・グループワーク説明、グループワーク
・結論の共有と議論
・スケジュールとタスク確認



【東京6】
・拡大会議リハーサル１　振り返り
・スコアリング　評価項目・評価基準の検討
・お知らせ
　（１）サマリー集・最終報告書について
　（２）スケジュール



【東京7】
・拡大会議のフィードバックをもとに、現在の仮結論及び提案内容について議論
・M&Aを自分事化するための新たな課題設定に基づくワークショップの実施



【東京8】
・拡大会議リハのNSコメント & 他分科会からのコメント共有
・拡大会議リハーサルのコメントに対して意見出し
・各チームのコメント発表して全体へ共有(各チームより)10分
・残りの1時間「コミュニティを作るというアイディアについて本音で語る!」



【関西】
・拡大リハ①講評を踏まえてグループワークを進捗させる。
・拡大リハ①講評を踏まえて、全体部分の認識合わせ
・成長サイクルの発表（７名）、リーダーMTGの内容共有、グループMTG振り返り
　　（各グループMTGの内容共有）



【九州】 　
・拡大リハでの指摘内容を共有
・各チームのアイディア内容を共有?拡大リハ指摘を受けて全体ＭＴＧ　※アイディアのブラッシュアップ
・分科会リーダー今後のスケジュール、幹事会からのお知らせ
・フィードバックシートの記入と、提出のお願い




～感想　～参加者アンケートより～

―拡大リハの直後に分科会の課題やこれからのタスクを話し合う時間を作っていただき、よかったです。

―事前に日程が決まっていたため、予定を確保してチームメンバーと集中して議論ができた。

―リハーサルを受けて直後だったので、課題点等を分科会全員で確認作業ができよかったです。
　もっと早くにこういった機会があれば良かったです。

―いつもの分科会打合せよりも意見が活発に出たと思う。時間が限られていることやアウトプットの設定があることで自分事として望めていたのではないかと感じた。

―普段の分科会の打合せよりも多くのメンバーが業務調整をして参加したので、メンバー合意のもと一歩進めることができた。

―議論はほぼ拡大リハで認識できた課題に対する内容で進めました。課題解決から、新たに拡大会議後に活動を継続・発展させたいとの方向にもできました。

―J-Win開始当初は、「ダイバーシティ」や「マネジメント」というキーワードは、メンバーの多くにとって【遠い存在で、何だか素晴らしいもの】と捉えられているように感じていました。今は、どちらも実践するのは難しいことだという共通認識が生まれており、それを自身の周囲の事例に当てはめて「こういう場合はどう考えたら良いのか？」などの質問が出るようになりました。知識としてだけでなく、実感としてメンバーに身について来ていると感じました。

―日常の打ち合わせでは、ここまでまとまった時間を全員が確保をすることが難しいため、一気に話し合いを進めるためにはやはり非常に有意義だと感じました。また、今回はリーダー・サブリーダーが中心となり事前課題やアジェンダの共有等を行ってくださり、当日の進行も非常にスムーズで有効に時間を使うことができた。