「J-Win 第10期High Potentialネットワーク　オンライン海外研修」を、2020年12月1日（火）　～　12月3日(木)に開催し、例年のような選抜メンバーだけではなく合同オンライン開催として、東京・関西・九州のメンバー222名がWeb参加しました。

■スローガン　"No challenge, No Progress"　
～Dive into a borderless world!　Switch-On for your brighter future!～


目的
１． イノベーションにつながった3ヵ国3様のD&Iについて、最新の成功事例を学びD&Iの重要度を腑に落とし、日本で活躍する自分たちにとっての気づきを得る

２． 海外で活躍するロールモデルから、リアルな経験や多様な考え方を聞き、自分を取り巻く環境や自分自身との差分を知り、あらためて自分のキャリアを考え、キャリア形成に生かす

３．海外企業の最新テクノロジーやイノベーティブな取組事例等を聞き・学び・　　刺激を受け、自身の視野を広げる

４．オンラインの技術を駆使してインタラクティブなコミュニケーションを行い、HPN10期全員で海外で働く女性とのネットワークを築く

今年度の海外研修はコロナ渦の影響で実際に海外に渡航することが叶わず、J-Winがこれまで関係を築いてきた３ヵ国３大使館、６団体の協力を得て、D&Iの最新の成功事例だけでなく、海外企業の最新テクノロジーやイノベーティブな取組事例等を、第10期HighPotentialメンバー全員で学ぶ機会としました。


■訪問国


■協力企業・団体


■内永理事長からのエール
オープニングプログラムで内永理事長は「今回のコロナ禍のように、例外というのはしょっちゅう起こるもの。しかし、どんなこともネガティブなことだけでなく逆手にとり『本当の目的は何か』を考え、過去のやり方にとらわれず、新しい、イノベイティブなことにチャレンジすることが大切。これからみなさんがグローバルで活躍するということは、多様性のなかで活躍するということ。違う国々、異なる背景の人たちと、どのようにコミュニケーションをとったらお互い理解し合えるのかを、この機会に考えてほしい。英語が話せない、などと自分のマインドのなかにバリアをつくらないこと。恥をかくのもいいこと！失敗を恐れず、かっこつけず、仲間と助け合いながら思いきり楽しんで、多くの人と接点をもち、視野をひろげてほしい」と、メンバーに熱く語りかけました。



第10期HPNの公式活動はオンライン中心となったため、例年よりも、分科会を越えてのメンバー同士のネットワーキングが構築しにくいことが課題となっています。そこで、今回の海外研修については、メンバー自身のネットワーキング強化の意味を込め、海外研修だけの新しい行動単位グループ＝"7人組"を結成しました。
7人組は、英語力アンケートと参加プログラムアンケートをもとに、実行委員でグループ分けをした、いわば海外研修の"相部屋メンバー"であり、海外研修の体験を一貫して共有する仲間となります。
この7人で協力し、事前課題・各セッションでの相互扶助による英語コミュニケーションチャレンジ・研修後の報告書の作成・登壇者へのthank youメッセージの送付など、海外研修をより充実したものにするためのミッションに取り組みました。



■3か国からの学び、全員参加（オンラインのメリット）
－日本にいながら三か国について集中して学ぶことができ、とても良い刺激になった。
－現地開催だったら参加できなかった。全員が参加し海外を学べる素晴らしい企画。

■「7人組」によるHPNメンバーの交流、相互扶助による理解
－事前準備から7人組のミッションに取り組み、参加感と仲間との達成感があった。
　　 －7人組での結束力が高まり、分科会メンバー以外の仲間が増えたことが嬉しかった。
－一人で頑張るよりもやりがいがあった。学びもシェアでき、ネットワークも築け、みなで助け合いミッションに取り組むことでプログラムの理解も進んだ。


■オンライン海外研修を通じた意識変化・成長
－当初は消極的だったがミッションを実施する中で真剣に各国の情勢を調べたり、普段は気にもしないニュースをみたりするなどし、視野が広がった。広がった視野で　様々な考え方や文化の違い・政治の違い等を考え自社の業務へも還元したい。
－やりたいことや強みを活かし楽しそうに働いている登壇者を見て、私も目標を定め、新しいことに挑戦しようと思えた。
－組織やリーダー職を魅力的なポジションにできるよう自身がロールモデルになりたい。
－もっと大胆に自分のキャリアを追い求めたい。
－HPNの参加意識が高まった。恥をかいたり、失敗したり、纏まらなくても自分の考えを発信したい。自社や家庭に戻っても自分の信念に従って行動したい。