J-Win第10期 High Potential ネットワーク・東京10月度定例会は「上司会」の開催です。メンバーと上司、合わせて350名を超す皆さんにオンラインで参加いただきました。

東京10月度定例会での取組
［目　的］　・メンバーが、リーダーになるというモチベーションを高め、上司のサポートを受けながら
　　　　　　　自身の成長を加速させるきっかけとする
［ねらい］　・キャリアアップの不安を解消し、身近なリーダーである様々な上司から学ぶことで、
　　　　　　　目指すリーダー像を具体化する
　　　　　 　・J-Win活動を上司に深く理解してもらい、今後の活動をサポートしていただく
［ゴール］　・リーダーになるにあたっての不安を1つでも解消し、リーダーになる自信を持つ
　　　　　 　・リーダーの役割を理解し、
　　　　　　　なりたいリーダー像に近づくためのアクションを具体的に宣言する

東京10月度定例会では初めてとなる「上司会」を開催しました。High Potential ネットワークメンバーと上司が一緒になってワークショップをおこなう「上司会」。これまでも関西、九州支部の定例会では実施されてきましたが、東京でおこなう定例会では初めてのプログラムとなります。
上司会の目的やそのねらいは、メンバーにとって身近なリーダーである上司を通じて多くの学びを得ること、上司の皆さんにはJ-Win活動を理解いただくとともに、メンバーの成長に向けて今後の活動をサポートしていただきたい、とするものです。さらに、上司の皆様には、他社で同じ立場にある方々の考え方を知る絶好の機会であることや異業種の方々との交流の場としての活用をご案内させていただいています。


　・ J-Winと女性リーダーの育成について
　・ 第10期 High Potential ネットワークの活動方針と活動状況報告



ワークショップではメンバーの自己紹介に加え、この半年間のJ-Win活動を通して、得たもの、変化したことなどが報告。その後、上司の皆さんには以下のテーマでお話しいただき、グループごとに活発な意見交換がおこなわれました。
テーマ① 管理職になってからの変化について：
　・ 前後でどのような意識の違いがあったか
　・ 日々のモチベーションをどう高めているか、仕事のやりがいとは何か
テーマ② チームマネジメントのあり方について：
　・ チームビルディングにおいて心がけていることは何か
　　（チームメンバーとの接し方、部下の育成など）
テーマ③ これから求められるリーダー像、役割について：
　・ 変化の激しい時代に必要とされるリーダー像、リーダーの役割はどのようなものだと考えているか


　・ これから求められるリーダー像として、自分が引っ張っていくことも大事だが、価値観が多様化
　　していく中でみんなをまとめ上げていくには、自分が先頭に立ち、その上で部下をサポートしていく
　　ことが必要だというお話が大変参考になった。
　・ コロナ禍で遠隔コミュニケーションが非常に重要になっている。今までは対面でノンバーバルな
　　ものも含めコミュニケーションが取れていたのが、これからは言語化することが重要だと
　　教えていただいた。
　・ 管理職になった時に上司の皆さんはポジティブな変化を感じられており、これからキャリアップを
　　目標にしていくことに対して前向きになるきっかけができた。
　・ 公平、公正な決断、そして評価が大事であり、メンバーの成長を促しサポートすることもリーダー
　　の重要な役割だということに気付かされた。


　・ 皆さんの発言・行動から、「Positive Action!!」「Think Why?」という考え方が浸透し、
　・ 人・組織を動かしていくためには課題を発見して解決する力を身につける、自身の
　　キャリアビジョンを描き、高めていくという考えに非常に賛同できる。
　・ 管理職は組織目標を必達すること、組織の人材を育成することが求められるが、変化が激しい
　　社会で、規律を守りながら、自由な発想・新しい発想を遮らないオープンマインドの職場を創って
　　いくことが望まれる。
　・ コロナ禍の中、他社との交流機会が減少していることもあり、大変有意義な時間を過ごせた。
　　違う業種や業務の上司の方の意見を聞き、私自身も大変参考になった。
　 ・ 女性は漠然とリーダーになることの不安を抱える傾向にある。一歩踏み出してみれば、
　　その立場がリーダーとしての自分を育ててくれることもあるので、チャレンジできる機会があれば、
　　前向きにチャレンジしてほしい。
　 ・ オンラインでの研修運営は非常に苦労があったと思うが、多くの方とスムーズにディスカッション
　　できた環境は素晴らしく、私自身にとっても非常にいい経験となった。
　 ・ メンバーからはまだ管理職になる覚悟が決められないという話が多かった。
　　　覚悟を決めるためには、知らない、苦手だと思っていることでも一歩を踏み出してみることが大切。
　 ・ 上司は部下を把握してチャンスを与えることが仕事、部下はそのチャンスを生かすことが大切。
　　チャンスをぜひ掴んでほしい。

※10月14日　現地メンバー	※10月16日　現地メンバー