第9期High Potentialネットワーク 助川 美奈子幹事長(みずほ証券株式会社)より活動の総括を報告。「第9期High Potentialネットワークは、関西、九州のメンバーを含め総数266名で1年間の活動をおこなってまいりました。第9期のスローガンは、「We are the TOP! Let's change our mindsets and inspire each other! ~ 私たちはトップを目指します!意識を高めて、刺激し合おう!~」。4月のスタート時は、自身のキャリアアップに明確なイメージを持っているメンバーは4割にも満たない状況でした。こうした課題に対して、内省と行動を絶えず繰り返し続けていくことにより、意識が変わり、自信が付き、成長につながると考えました。定例会や合宿、ラウンドテーブル、分科会活動、海外研修など、自分たちで企画・運営をしながら1年間活動を行ったことで、9割以上のメンバーが「目指す姿を明確に持っている」と答えるなど、意識も大きく変わりました。この拡大会議は卒業ではなく、これからが本当のスタートです。チャンスをつかみ、常に自分を磨き続けながら「Women to the TOP!」に向けて、覚悟を持ってチャレンジを続けていきたいと思います」と、1年間の活動とメンバーの変化を振り返りました。
〈はなむけの言葉〉
日本航空株式会社 取締役会長の植木義晴氏より第9期High Potentialネットワークメンバー266名の卒業に向けた「はなむけの言葉」が贈られました。「皆さんの目標はWomen to the TOP、自らが考え、自らが行動する力を身につける、そして皆さんの強みは前例がないことでも前向きに考えられることです」。
ご自身のこれまでの経験より、キャリアアップを目指し多くの経験を積んでいく上で、様々な問題が立ちはばかること。人の命にかかわるような緊急事態に遭遇した際には、短時間に最良の手段を選ばなくてはならないことなどが事例として伝えられました。その時、あなたはすべてマニュアル通りに対応するのか、自分自身の意思を貫き最善策を取ろうと頑張るのか、といった質問が投げかけられ、これからTOPを目指そうとする皆さんが悩むのはここであり、答えというものはなく、答えを出すのは皆さん自身です、と付け加えられました。自分が歩んできた道を、自分の意思で貫き通すのはいばらの道です。楽な方法を取るならばマニュアル人間になればいい。でも、いばらの道も結構楽しいということを伝えておきます、と結ばれました。
〈感謝の言葉〉
卒業する第9期 High Potentialネットワークメンバーからは、J-Winへの感謝の気持ち、自分たちと次世代へのエールとして、新たに「J-Winの旗」をつくり、この日がお披露目となりました。
メンバーを代表して池田千津留氏(西日本電信電話株式会社)からは、内永理事長をはじめ、関係者の皆様に対し、1年間の感謝の気持ちを伝えるとともに、「夢や志をかなえていくこと」を力強く宣言してくれました。
そして最後は、右手のこぶしを高く上げ、会場とリモート参加のメンバーが一体となって、私たちのこれから、「Women to the TOP!」のコールです。会場の大型スクリーンには1年間の活動を終えた達成感、スタート地点に立ち、さあこれからという高揚感に満ち溢れた、素晴らしいメンバーの笑顔がいつまでも映し出されていました。