「J-Win第8期High Potentialネットワーク1月度半日合宿」を、2019年1月18日(金)にTKP市ヶ谷カンファレンスセンターで開催し、関西・九州メンバーも合わせ234名のメンバーが参加しました。
【写真アルバムはこちらから(J-Win Facebookページ)】
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本日はまず、私が皆さんと同じくらいの年齢、役回りだった頃、どのようなことを感じ、考えていたかをお話ししたいと思います。
入社後すぐ、自動車で通勤する途中でバイクの方と接触事故を起こしてしまったことがあります。大きな事故ではありませんでしたが、事故のことを課長に報告するべきかどうか悩みました。悩んだ結果、報告したらやはり気持ちが楽になりました。それ以来、うまくいかないことや失敗してしまったことについては、できるだけオープンにするようにしています。そのほうが気も楽になるし、周囲が助けてくれるのです。事故のことを報告したとき、課長は叱りませんでした。もし課長に厳しく注意されていたら、「もう余計な報告はやめよう」と思っていたかもしれません。今、上に立つ立場になって、常に話を聞く姿勢を大切にしなければならないと改めて思います。
経済産業省による「ダイバーシティ2.0」では、グローバルな競争の激化や産業構造変化の加速化、少子高齢化といった外部環境の変化から、人材戦略の変革すなわちダイバーシティが求められるとされています。ただ、そこには会社戦略の変化という視点が欠けています。何のために皆さんに活躍していただき、何のために女性の管理職を増やす必要があるのでしょうか。それは、従来の戦い方を変えなければならない時代になったからです。これからは、女性や外国人、シニア等を含めた全員の総力を合わせ、能力を生かしきれなければ戦っていけません。~講演の感想 ~アンケートコメントより~
【髙橋 薫 氏のPROFILE】
1956年東京都生まれ。1979年早稲田大学理工学部卒業後、安田火災海上保険(現・損害保険ジャパン日本興亜株式会社)入社。安全技術部、営業、営業企画を経て、1994年に丸の内支店営業第一課長。人事課長、長崎支店長、人事担当部長、本店営業第四部長、執行役員人事部長を経て2010年に取締役常務執行役員。2012年、損害保険ジャパン日本興亜株式会社 代表取締役副社長。2015年、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険株式会社 代表取締役社長。2018年より同取締役会長。