J-Win第8期High Potentialネットワーク 5月度定例会を、2018年5月14日(月)にTKPガーデンシティ竹橋で開催し、264名のメンバーが参加しました。
■J-Win活動への理解を深める
メンバーとして1年間活動するにあたりJ-Win活動への理解を深めることを目的として、High Potential活動を卒業した先輩である第6期・第7期メンバーとの交流が行われました。
J-Winに参加して得た経験や分科会、幹事会などの活動を通しての感想などについて3名の先輩がスピーチを行い、第8期メンバーへのメッセージを発信。続いて、10名の第6期・7期メンバーを囲んでラウンドテーブルが行われ、J-Winでの活動の成果や、仕事、家庭との両立、キャリアアップへの思いなど、リアルな体験談を直接お話しいただきました。第8期メンバーからも積極的に質問が交わされ、有意義なコミュニケーションの場となりました。
また、全メンバーが参加する10の分科会が編成され、1年間の活動をスタート。先輩たちからのメッセージに大いに刺激を受け、積極的な活動参加の意識が高まり、各分科会のリーダー、サブリーダーなどの役割を決める際は、多くのメンバーから立候補の手が挙がりました。
![]() |
![]() |
私が第7期の幹事長としてスタートを切ったとき、「トップを目指すためのビジョンが明確になっている」と答えたメンバーは34%にとどまる状況で、いかにメンバーの意識を引き上げていくかが課題でした。多くの方とコミュニケーションをとりながらインプットとアウトプットを繰り返すことで成長していこうと、7期は「『HEAD UP↑ Brush up your mind』、チャンスは自らつかもう」というスローガンを掲げました。結果として、3月の卒業時には9割近くのメンバーが「これから自分が目指す姿が明確になった」と回答しました。「リーダーになりたい」は70%から93%に、「トップを目指したい」は50%から90%へと大きく増えました。自ら手を挙げチャンスをつかみにいった人に、とりわけ大きな変化が見られると感じます。この激動の時代、これまでとは異なる挑戦をしないとなかなかスピードについていけません。新しいことへのチャレンジやご自身の変化をぜひ楽しんでください。あとはネットワークの構築が重要です。J-Winは、自分にとって役立つスキルを習得する場でもありますし、良い仲間と出会える場でもあります。時に励まし合い、時に議論をぶつけ合いながらお互いを高めていってください。
第6期では幹事会、実行委員会、分科会、ニューヨーク海外研修と、1年で本当にさまざまなことを経験しました。特に、幹事長として約30名のメンバーを擁する組織の企画運営をしたことは、私にとって非常に大きな経験になりました。ポジションが変わると考え方も変わります。幹事長という役割を担ってからは、300名全員の健康状態が気になるくらい、事あるごとにメンバーのことを考えるようになりました。J-Winに参加された経緯はそれぞれだと思いますが、"会社が皆さんを選んだ"とポジティブに捉えてください。実際に参加してみることで多様な価値観に触れることができます。私は本を読む以上に、J-Winのメンバーやエグゼクティブ、ロールモデルの方々と接するなかで、考え方がどんどん変わっていくのを感じました。活動中は自分が出来ることだけでなく、弱みも思い知らされます。前進すれば出てくる壁はありますが、乗り越えたときはきっと自分は進化します。壁を乗り越え、先へ進んでいってください。「参加」ではなく「参画」を心がけ、自己研鑽と相互研鑽に励めばきっと何かにつながります。私も2年前は皆さんと同じ側に座っていました。きっと1年後は皆さんも後輩たちの前に立っていることと思います。
第7期で二つの実行委員を担当しましたが、海外研修では、一参加者としてではなく一主催者として、当事者意識を強く持って参画できたことによって得たものが数多くありました。また、拡大会議の実行委員長として26名のメンバーをまとめるポジションに立ったことは大きな経験でした。第7期では3~4%しかいない20代のメンバーであった私は、自社ではまだ管理職でもなく、部下も後輩もいないため、人をまとめる立場で仕事をするのは初めてでしたが、魅力的なメンバーに恵まれ、助けられながら3月を迎えることができました。私が実行委員に手を挙げたのは、分科会のメンバー以外の方ともネットワークを持ちたいと考えたからです。当初はネットワーク=名刺交換というイメージでしたが、それは本物のネットワークとは言えません。最終的に私が意識していたのは、J-Winを卒業した後、「全日空商事の松川と一緒に仕事をしたい」とどれだけ思ってもらえるかということです。ただ名刺交換しただけではそのような気持ちにはならないと思います。さまざまな活動に一緒に取り組んだからこそ得られたネットワークです。この300人のネットワークを活かし切ることを念頭に、ぜひ実行委員にもチャレンジしていただければと思います。