J-Win5月度定例会が、2016年5月19日(木)17時からTKPガーデンシティ永田町で行われました。
第5期生・4名の活動体験に基づいたメッセージスピーチの後、5期生を囲んでのラウンドテーブルとなりました。
ここでは、メッセージスピーチをダイジェストでご紹介します。
■5期生からのメッセージスピーチ
5期で幹事会や分科会でリーダーを務めたメンバーから、J-Winの活動を通して得られたことや、これから活動をスタートする6期生へのアドバイスを語っていただきました。
(*肩書は講演当時のものです)
●みずほ証券株式会社・島田栄子さん(5期での役割:副幹事長)
5期は「Conscious of Growth~自分にコミットする~」を目標として掲げ、活動を行いました。一年の活動を通してどのように成長したかをアンケートで振り返ると、「Women To The TOP! を目指したいか」という問いに対して「目指したい」と回答した人は、スタート時の約6割から、終了時には9割以上にまでアップしました。キャリアビジョンを明確に持って達成に向かって行動していく覚悟を決める、というのが女性メンバー活動の目的だと理解しています。実際私自身も、1年の活動で明確なビジョンができました。またJ-Win活動は一歩踏み出して、自ら積極的に活動に参加することで、さらにたくさんの学びを得ることができます。J-Winの活動を生かして、一生つながっていけるネットワークを築いていってください。
●パナソニック株式会社・大井直子さん(5期での役割:実行委員長、分科会サブリーダー)
J-Winの活動に参加するに当たり、どのように時間をやりくりするか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。私も最初は戸惑いましたが、逆にこの機会を利用して、今まで以上に仕事の効率化に取り組みました。そして、どうせ参加するなら積極的に活動に関わっていこうと考えたのです。活動の中で、実行委員長と分科会のサブリーダーを担当しましたが、組織運営においてリーダーがやるべきことは何か、メンバーの能力や個性をどう生かすかということを学びました。また、能力の高いメンバーに任せることで、とても楽になるということも体感しました。こうした気づきを通して、日常の仕事においても、自分一人のパフォーマンスだけでなく、リーダーとして組織のパフォーマンスを上げることを考えるように変わったのです。みなさんも、ぜひ積極的に参加して、仕事につながる何かを見つけてください。
●株式会社ジェーシービー・林博子さん(5期での役割:分科会リーダー)
1年間異業種のチームでリーダーシップを取る貴重な経験ができると考え、分科会のリーダーに手を挙げました。実際に活動する中で、多忙で価値観の違うメンバーをまとめていくためのさまざまな工夫をしました。分科会の中での合意方法やチーム分け、電話、Web会議、SNSなどを駆使した協議、情報量の差異を埋める可視化など、数多く取り組みました。その中で、常に全体方針を示すこと、明確に伝えることや妥協しないことの大切さ、参加の難しいメンバーが入りにくさを感じないようなコミュニケーション方法など、細かい心がけを積み重ね、仕事でも生かせるリーダーシップを学ぶことができました。6期のみなさんも、企業によって期待されていることは何かを意識し、マインドセットを変えたり、リーダーシップを身につけたり、会社で活用するなど、目的意識を持って取り組むことで得られる成果も変わってくると思います。
●富士通株式会社・小杉美加代さん(5期での役割:分科会リーダー)
技術職として入社後、会社の育児制度や在宅勤務制度を活用し、3人の子供を育てながら仕事を続けてきました。5期の技術系分科会ではリーダーを務めました。同じ技術職として悩みを共有したり、業種や企業による違いを知って気付きを得るなど、とても刺激を受けました。また、自分のキャリアについて振り返る機会になったことも良かったと思います。多くのロールモデルにも話を伺い、一歩踏み出す勇気を持つと世界が広がっていくことを実感しました。みなさんも忙しい中でも積極的にアクションをおこすことを心がけると、後から振り返った時に、大変だったけど良かったと思えるはずです。是非、J-Winでの出会いを大切にして、1年間の活動を楽しんでください。