(*肩書などは実施当時のものです)
2015年3月6日(金)、ホテルイースト21東京の大ホールにて、「第8回 2014年度 J-Win 拡大会議」が開催されました。この会議は会員企業のエグゼクティブやダイバーシティ推進ご担当者の方々、女性メンバーと直属の上司、そして行政や学識経験者、マスコミの方々をお招きし、一年の活動をご報告する場として毎年3月に開催されています。
第1部では、はじめに内永理事長が「2015年度J-Win活動に向けて」と題して挨拶をしました。近年、日本の女性活躍推進活動は加速しているものの、世界的には依然として遅れをとっていることに触れ、「引き続きあらゆる施策の実行に取り組み、会員企業の組織づくりやビジネス、ひいては日本社会に貢献していきたい」と、決意を述べました。
次に第4期女性メンバーの活動報告が行われました。はじめに相原朋子幹事長(東日本電信電話)が活動内容を総括 続いて分科会の代表10 名による活動報告に移りました。活動を通して得られた考察や結論について自信を持って発表する姿に、聴衆も真剣に耳を傾けていました。
最後に島津侑香副幹事長(損害保険ジャパン日本興亜)から2年間行ってきた活動の振り返りがありました。「他ではできない経験、人脈、ネットワークができたことは貴重な経験だった」と語りました。合わせて、女性メンバーの意識に変化が生まれた調査結果を報告。成長を裏付けるものとなりました。
その後、三菱重工業株式会社取締役会長 大宮英明氏より「MR Jの挑戦 ―国産旅客機を世界の空へ―」というテーマでMRJ にかけた思いや開発の背景などについてご講演いただきました。
ご講演の後には「2015 J-Win ダイバーシティ・アワード表彰式」 が行われました。
第2部 「懇親会」では、はじめにご来賓3名、内閣府大臣政務官・越智隆雄氏と経済産業大臣政務官・関芳弘氏、在日米国大使館領事担当公使兼総領事のスティーブン S.マロニー氏よりご祝辞をいただきました。J-Winの活動に対する期待が述べられ、女性メンバーは活動の意義を改めて実感しました。
続いて、日頃からJ-Winの活動をサポートしていただいているアドバイザリーボードメンバーの皆様のご紹介と、アドバイザリーボードメンバーを代表して、厚生労働省雇用均等・児童家庭局 局長の安藤よし子氏よりJ-Winの発展を祈念して乾杯のスピーチ及びご発声をいただきました。また、ご歓談中ケネディ駐日米国大使のビデオメッセージも上映され場内の注目を集めました。
そして、会の最後は第4 期女性メンバーの卒業セレモニー。まずは内永理事長から、第4期の相原幹事長に卒業証書の授与、続いて分科会リーダー10 名に「月桂樹の冠」の授与の後、第4期メンバー全員の「飛躍宣言アルバム」が、相原幹事長から内永理事長へ感謝の意をこめて贈られました。内永理事長からの激励のメッセージに感無量の表情を浮かべている女性メンバーもいる中、最後は新庄浩子副幹事長(エーザイ)の発声により、「Women to the TOP!--Yes!!」の力強い宣言で幕を閉じました。