九州12月度定例会では「Women to the TOP!」を実現するために周囲を巻き込み、動かすには何を心がけて仕事をすればいいのか、何が大切かを内永理事長からお話いただきました。
2名の九州メンバーが東京のJ-Win事務局に来局し、他のメンバーはオンラインで参加するハイブリッド開催に16名全員のメンバーが参加しました。

◆テーマ

内永理事長のご講演及びラウンドテーブル

◆目的（達成すべき理由は何か）

J-Win活動終了後を見据えたステップアップ宣言をする

◆ねらい（達成すべき理由は何か）

Women to the Topを目指す思いをより強固にする

◆ゴール

（どうなったら成功か）内永理事長のお話から、周りを巻き込んで「Women to the Top」を実現するための具体的な行動宣言を行う

以下にご講演とラウンドテーブルの様子をダイジェストでご紹介します。

●「Women to the TOP!」を実現するために
男性にとっては出世を目指すことは当たり前なので敢えて言う必要がないが、女性は出世を考えていない人がほとんどなので、敢えて「Women to the TOP!」と言う必要がある。
上に行けば行くほど社会的な意味が出てきて、名刺のパワーの大きくなっていく。そして社内での評価が上がるほど自分の裁量で使える予算や部下の数が増え、影響力が増すことになる。仕事の醍醐味を味わうことができる。
会社員としての25～75歳くらいの期間の50年をいかに意味ある人生にするか、会社を使って自分の人生をどれだけ豊かにするかと考えていくべきである。スポットライトが当たる時期はごく一時期。TOPを目指さないようでは、1つ上のステップにも上がっていけない。

これまで全体感を捉えることを意識して常に考えてきた。考えることは非常に大切である。
白い紙にとにかく考えを書き出していくことで思考がまとまっていくことがあるので自分はそうしている。また、普段から新聞や本を読み、自社が業界や世界でどのような立ち位置なのかを把握することも重要。
仕事をするときは「指示されたことだけをやる」様な単細胞になってはいけない。常に意味や背景、目的を考え、部下がいる場合は部下にも背景説明等をきちんと行って仕事に取り組むのが良い。

●ラウンドテーブル
メンバー全員で内永理事長を囲み、ラウンドテーブルを実施しました。
メンバーから「物事を進める際の反対勢力（とくに女性の場合が難しい）の巻き込み方」や、「マインドが異なる部下たちのモチベーションの上げ方」、「部下の考える力の引き出し方」などについて質問が挙がり、内永理事長は一人ひとりの質問の真の意図を汲み取ったうえで回答されました。

内永理事長からは、「同じ局面では男性がどう立ち回っているか観察してみること」「反対派の主力人物を見極め、その人物と対話すること」「女性には"強さ"や"へりくだり"などの上下をもちこまず対等に心を開いて接すること」「まず、相手の考えを尊重する姿勢を持つこと」など、明日からでもすぐに取り入れられるようなアドバイスをいただきました。

―課長までで良いという人と、トップを目指したいと努力をする人を比べた時に、会社はどちらを選ぶかは当然後者である。また、キャリアアップのチャンスは何度も来ないし、言われたその時がチャンスの時。常にトップを目指すという意味が分かった。

―深く考え抜くことの大切さ、「覚悟を決める」ことがどういうことなのかに気づきがあった

―Women to the TOP　の意味が分かった。今までは言葉の表面だけしか考えきれなかったが、その言葉が表す意味を深く感じることができた定例会だった。

―ＴＯＰを目指さなければ、ひとつも上に進めない、という言葉が腹落ちした。

―内永理事長とのラウンドテーブル、和やかな雰囲気で率直なお話が聞ける場が持ててよかったです。