「J-Win第8期High Potentialネットワーク・関西 10月度定例会」を、2018年10月12日(金)に大阪大学中之島センターで開催し、22名のメンバーが参加しました。

■目指すリーダースタイルと行動を明確にする

関西支部単独開催の3回目となる今回の定例会は、「目指したいリーダースタイルと行動の明確化」が目的。
これまでの活動や、様々な情報を通じて得てきたリーダー像・なりたい自分の姿を整理し、その姿を実現するために今なすべきことを認識し、活動後半に向けて明確さと実践に磨きをかけることをねらいとしました。
　　1）　今までを振り返り、目指したいスタイルを棚卸し、明文化する。
　　　　　その過程で、曖昧さ・不明瞭さ・迷い・悩みを抽出　
　　2）　ロールモデルの話を聞き、1) で抽出した曖昧さ・悩みなどと照合・解消を図り、明確にする。

【10月度定例会アジェンダ】
　■ワーク①：診断ツールを用いた、自身の強み・弱み、傾向の分析、意見交換
　■　講演：「持続的成長の担い手としての女性への期待」
　　　西日本電信電話株式会社　常勤監査役　大賀 公子　氏
　■ワーク②：各自が目指したいリーダーになるための行動宣言

ワークでは、自身の強み・弱み分析やメンバーとのディスカッションを通じ、多くのメンバーが「様々なタイプのリーダーがいて良い」と感じることができました。また、異なるタイプのメンバーがどのような考え方で行動しているのかを聞くことで、自分に足りない部分を伸ばすためのヒントを得ることができました。

J-Winの先輩でもある西日本電信電話株式会社 常勤監査役　大賀 公子氏をお迎えしたロールモデル講演では、大賀氏の具体的なご経験に基づいたアドバイスをお聞きすることができ、各自が抱えている"曖昧さ"や"不安"を解消するためのヒントを得られたとともに、メンバー一同、非常に前向きな気持ちになることができました。

定例会後のアンケートでは、「リーダーを目指す上で今なすべきことが明確になったか」との問いに対し、84%が「はい」と回答（「わからない」11%、「いいえ」5%）。
明日から取り組むことについて、「相手を気遣い、許容する気持ちを持つ。脱完璧主義。自分の周りだけでなく、世界・世間・今・未来に関心を持ち、イノベーション力をつける」「会議等の場で、自分の意見を明確に発言していく」など、メンバーにとって、めざすリーダースタイルに対する曖昧さや不安が解消され、今なすべき行動が具体化できる会となりました。



- 大賀さんご自身が放つ、柔らかな雰囲気の中にもこれまでの経験とぶれない精神力、後輩へのあたたかいメッセージに触れ、リーダーには様々な形や人柄を持った方がおられ、リーダーに決まった形やリーダーはこういう人間、というものは無いのだと改めて痛感できた

- 組織のリーダーとして知識、スキルを上げる事はもちろんの事だと思いますが、人としての魅力を高める為に、人間性を養う事が重要な事だと改めて感じました

- 「自らの努力で会社業績や社会が今日よりよくなることを信じ、行動すること」という言葉に、微力であっても何かしら貢献することは必要だと思った