「J-Win Executiveネットワーク11月度定例会」を開催しました。
今回の定例会では青年会館ホテル会議室に16名が参加、オンラインには26名が参加となり、合計で42名のメンバーによるハイブリッド開催となりました。
講師に一般財団法人日本総合研究所 会長、多摩大学 学長 寺島 実郎氏をお招きしてご講演いただきました。メンバーにとってはグローバルな視点を深め、これからの自身のビジネス・行動にいかに繋げていくかを考える機会となりました。
■ 11月度定例会 第一部
第一部では、新メンバーの自己紹介から始まり、『日本の近現代史と憲法研究会』『日本文化 研究会』『これからの日本を考える会(通称:これ日)』の3研究会からは活動報告がありました。
引き続き行われたグローバルネットワーク委員会からは、駐日女性大使メンタリングキックオフ模様と事後アンケート、振り返りの結果の報告がありました。また、グローバルイベントや内永理事長とのラウンドテーブル、次回定例会の開催案内など、今後の活動についての紹介がありました。
■ 11月度定例会 第二部
第二部では、一般財団法人日本総合研究所 会長、多摩大学 学長 寺島 実郎 氏をお招きしてご講演いただきました。
(*肩書き等は講演当時のものです。)
―データから時代を読み解くことにより、経営陣として持つべき健全な違和感を改めて考える時間となった。
―普段思いを巡らせない時間軸と対象テーマの広さに圧倒されながら、日本が埋没していく状況をどのように周囲と共有し何をすべきか考え込んでしまった。
―早いテンポで広範囲にわたる内容をカバー頂き、必死にぶりつきで拝聴致しました。沢山の示唆に富んだキーワードでノートが一杯になりました。SDGsどころではない!日本人はルールを作る側にならなければならない。そして全体知。日々手にする情報の受け取り方がいかに甘いかを痛感致しました。
―弊社の関わるお客様、業界に関する話題もあり、数字を踏まえたご講演は非常にわかりやすく、改めて危機感を強く認識する貴重な機会になりました。
―現在が混迷の時代であるということ、その中にあって日本が思考停止に陥っているということを具体的なファクトに基づいてご説明いただき、なんとなく感じていたことを裏付けていただいた。変わっていることは分かりながら、産業資本主義、あるいは日本人の軸であるPHPから抜け出せずにいることを改めて痛感した。
【寺島 実郎 氏のPROFILE】
一般財団法人日本総合研究所 会長
多摩大学 学長
1947年北海道生まれ。1973年早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了
同年三井物産株式会社に入社。米国三井物産ワシントン事務所長、三井物産業務部
総合情報室 室長、三井物産戦略研究所所長、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科
教授、三井物産株式会社 常務執行役員を経て、現職。
各省庁の委員長等を歴任。
メディア出演、著書多数。