「J-Win Executiveネットワーク10月度定例会」を開催しました。
今回の定例会では運営担当者10名が会場参加、メンバー39名がWEB参加となり、参加者は合計で49名となりました。
・多様性の欠如が企業の成長を阻害するということへの理解不足。D&I推進の腹落ち感の欠如。
・コスト効率化を追求した居心地の良い阿吽の呼吸文化、意思決定方法。
・旧態依然とした価値観で成立し変化を良しとしない、変革を行う意思も感じられない日本社会のシステム。
・意思決定に参加する女性を増やす。偏っている組織に多様性を取り入れたマネジメントを実施。
・社内での啓蒙活動。オールド・ボーイズ・ネットワークの存在自体を認識してもらう。
・オープンな場での意思決定を徹底。多様な企業文化を定着させる。
・外部への情報発信。他団体への提案。
・具体的な行動や内容をメンバー間で共有。メンバーを拡大し、影響力のある輪として広げていく。
・High PotentialネットワークやNext Stageネットワークメンバーへの意思決定に参加できる人材育成に貢献。
・体験談や自らチャレンジしたことの共有。
Q:ZEBの太陽光蓄電技術についてのお考えを教えていただきたい。
Q:テナントビルのZEB化がなかなか進まないというお話を聞いてそうだろうなと思いながら感じたのは、技術を深化させていくことと同時に、社会制度、税制面での優遇などのインセンティブがなければ、なかなか2030年、2050年の動きが作れないのではないか。
Q:海外におけるZEBの普及状況についても教えていただきたい。
―脱炭素社会実現に向けた取り組みについての具体的事例や最新技術の説明をわかりやすくご講演いただき、状況を知ることができた。
―身近には賃借しているビルでもソーラーパネルを設置して太陽光発電をしているという話を聞き及んでいたが、そのことも含めて、ZEB,ZEHなどの取り組みにより建設業界におけるCO2削減を進めていることが良く理解できた。
―建設業界のなかでの温暖化対策がここまで進んでいたとは知りませんでした。具体的なお話でわかりやすかったです。
―建設業における脱炭素社会実現の取り組みを、その背景要因から具体的な実践、更には課題まで、説明いただいたことで、整理と理解を進めることができた。
―業界がら基本的には承知している内容であったが、改めて建設業側から整理いただいた。特に政策が不透明な中での基準の曖昧さに対するコメントは興味深く拝聴した。また、講演を聞いたExecutiveネットワークメンバーの反応から業界の常識は非常にクローズなものであるということを強く意識した。
―ZEB技術という言葉すら知らなかったので大変恥ずかしいと思いました。このような日本の素晴らしい技術をもっともっと情宣し、国を挙げてメリットを与え協力に進めていかねばと感じました。
―ZEB/ZEHの言葉を初めて耳にしました。普及しなければいけないとのお言葉にあるように、供給側、消費側も正確に理解し、何ができるか考え行動に移さなければならないと強く感じました。
【加藤 美好 氏のPROFILE】
大成建設株式会社 執行役員エネルギー本部長
昭和57年 3月 名古屋大学工学部 建築学科 卒業
昭和57年 4月 大成建設株式会社 入社
平成 3年 9月 米国ミズーリ大学大学院留学
平成15年 4月 同社 設計本部 設備グループ グループリーダー
平成21年 10月 同社 設計本部 設備Ⅰ群 統括
平成23年 3月 同社 設計本部 副本部長
平成27年 7月 同社 設計本部 理事 副本部長
平成29年 4月 同社 エネルギー戦略部 理事
平成30年 4月 同社 エネルギー戦略部 エグゼクティブ・フェロー エネルギー・環境担当
平成30年 10月 同社 エネルギー本部 エグゼクティブ・フェロー エネルギー・環境担当
令和2年 4月 同社 執行役員 エネルギー本部長
令和3年 4月 同社 執行役員 エネルギー本部長兼エネルギー推進部