「J-Win Executiveネットワーク2月度合宿」を、2021年2月27日(土)にオンラインで開催し、43名のメンバーが参加しました。

【アジェンダ】
■開会挨拶と合宿の目的説明
■ ご講演 「リーダーとしての伝える力」　
　　株式会社ジャパネットたかた創業者　株式会社A and Live 代表取締役 髙田　明氏
■ 質疑応答　
■ 年間の振り返り－研究会／メンバー拡大委員会
■ グローバルネットワーク活動－グローバルネットワーク活動からの学びと次年度の活動
■ Executiveネットワーク価値拡大活動
　　－日本でD&Iが進まないのはなぜか～202030未達・GGI低迷から考える～
■ アクション宣言
■ 内永理事長総括－Executiveネットワークへの期待

(＊肩書き等は講演当時のものです。)


●今を生きることの大切さ、重要さについて
●経営者に大事なことは、伝えるパッション

～講演後の質疑応答より～

Q：　人を巻き込んだり、見えている景色を周囲に見えるようにメッセージされてきたように感じた。反対をされた時ほど、どう乗り越えたのか。
A：　未来の計画性がない経営学。今を生きてきた中で社員には夢を語っていく。社員と対話する時には、自己を実現させてあげること。上に立つ人は、好かれることは簡単にできる。好かれるプラスアルファで何が必要かというと、尊敬されることが大事。わたしは叱る事が大事だと思っている。実は叱ってほしいと思っている社員はすごく多いのではないか。自分を本当に思って、自己を成長させてくれる。それが大事なのではないか。表情、言葉の中に、あなたを愛している、ということを出す、伝えることが大事なのではないか。

Q：　以前、ジャパネットたかたで商品を購入した際、担当オペレーターの対応に感動した。人に寄り添った対応をされていて、日本一だと感じた。どのようにモチベートしサービス品質を維持しておられるのか。
A：　物を売って終わりではないと思っている。アフターサービスが大事。コールセンターの下に整備工場を置いている。100%うまくいっているわけではないが、品質を高めていくことを大事にしている。エアコンなど、品質競技大会を開催し表彰もしている。ゆりかごから墓場までのサービスを大事にしている。伝えるときに、知らずしてアウトプットの質はあがらない。インプットが大事。300%のインプットをしないと100%は伝わらないものである。周辺のことも勉強しておかないとお客様に語れないと考えている。

Q：　女性が力を発揮していけるような社会になるため、今日生きていくためのヒントをぜひいただきたい。
A：　女性も変わらなければと思うこともある。政治を変えるのは教育。海外ではリーダーシップ論がある。ないのは日本だけ。教育を変えていかなければならないと思っている。思い切って発言する勇気が必要なのではないか。女性男性を考えず、同じ人間としているのだ、という女性側の強さも必要なのではないか。女性の皆さん自身が、勇気をもって発言することが大事。世の中の男性も変わってきている。女性の持つすばらしさと男性の持つすばらしさは違う。皆さん、自信をもって頑張って日本を変えていってください。


～講演の感想～

-　単純にビジネスの成功者としての側面だけでなく、その背景にある考え方、行動指針、価値観、
　　社員が周囲の人への接し方、講演参加者への接し方を含めて大変勉強になりました
-　「今を生きる」ことの意味、生きているつもりでは変革を起こせないという言葉が胸に刺さりました
-　ビジネスモデルを変えてきた方の講演はアプローチ方法が大変ユニークであると感じた
-　ミッション、パッション、アクション、高い声、強い声繰り返すこと。そして間は次の有を生み出すこと。
　　とても納得しました
-　自分でコントロールできる「可能なこと」に意識を向け、自分がその行動の姿を周囲に見せ影響を
　　与えていくことを実践していきたい